苦労を物ともせず看護業務をする

看護業務は患者や高齢者などの心身に不自由がある人や病気を持っている人への対応が基本になる。
不満を持っている人との接触が常にあるため、業務を行う上では苦労を伴うことは否めない。
大きなストレスを抱えている人と話をするときには十分に相手の気持ちを察することが必要であり、相手もストレスに任せてひどい言葉を口にすることもあるだろう。
それを耐えながら頑張ろうとする新人看護師も多いが、もっと前向きに働けるように努力してみると良い。
物事の捉え方を変えるだけで、今まで苦労ばかりだと感じていた人も前向きに働けるようになる可能性がある。
基本的な考え方はポジティブに物事を捉える努力をすることだ。
非難の声を当てられてしまったとしても、患者の気持ちが少し和らいだと考えるようにしたり、その中から自分が成長するために必要なポイントを見出だせて良かったと考えたりするようにすると良いのである。
日頃からポジティブに考えるようにするだけで、苦労と思っていたこともあまり気にかからなくなっていく。
一方、個々の看護業務に対して目標を立てるのも効果的である。
何となくルーチンになってしまう看護業務も多いが、毎回少しずつ工夫をしていくとやりがいを見出しやすい。
そして、どんな小さな成果でも挙げることができたら小さくとも喜びが生まれるだろう。
それをやりがいにして働いていくと、苦労が多いと思っていた業務も楽しむ気持ちを持って前向きに取り組めるようになる。